haruchann527527’s diary

2017.8~(10ヶ月間)スウェーデンへ留学🇸🇪 私の感じたことを私らしくブログに 書き残していきたいなと思ってます〜^^

10年間女子校で育った私が思う男女平等

タイトル通り、私は中学・高校・大学と

すべて女子校に通ってきました

 

おまけに兄弟のまさかの三姉妹。笑

妹も中高女子校、姉は女子大へ

本当に女だらけの環境で育ちました。

 

 

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スウェーデンに限らず、
ヨーロッパでは男女平等に対する考え方が
進んでいます。

 

議員の男女比を50%ずつにしようと
取り組んでいたり、
LGBTに対する理解も広がっています。
(Lesbian, Gay, Bisexual, Transgender)


スウェーデン来た時もトイレが男女で
分けられていませんでした

車椅子用トイレのような、
個室になっているのがあるだけ。

 

すごく違和感が個人的には
あります。


良いか悪いかはここでは置いておいて。


いろんなことにおいて、
男女平等にしようとしています。

 

あんまりそういう考え方がなかったから

いろんな点で疑問が湧きました

 

 


考え方としても、就学前学校で
働く先生に話を聞くと、


・男女で区別してクラスを編成しない。

(私がお世話になってるクラスは、

15人クラスで女の子2人とか)


・男の子がスカートを着ていたり、
ピンクやアクセサリーといった
“女の子らしい”ものを好んでいても、
それを歓迎する、否定しない。
(逆の女の子の場合も同じ)

 

男女平等に対する考え方が

先生たちや子どもたち、
一人ひとり根強いていることが
わかります

 

 

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男女平等について発信しようと思ったのは、
ちょうど昨日同じ寮のスペイン人と
話したのがきっかけでした。


いろんな話をしていくなかで
私の大学は、女子大であることを
伝えると、女子だけのための大学が
存在することに驚いてました

 

日本では当たり前にありますが、
ヨーロッパではほとんどないようです。

未だにそういう大学存在するの!?
みたいな反応です笑


私は中学からずっと女子校で育った人です。

中学から大学までなので計10年間。

 

イギリスから日本に帰国して、
日本の小学校での暮らしが始まった頃、
周りの子たちの男女に対する意識が
強すぎてびっくりしたのを覚えてます。

 

男子は〜、女子は〜、であるべき
みたいな考え方がどうしても
違和感がありました、


生まれ持った能力に違いが
あるのだとしたら、それぞれの
役割があるのは別にいいのかな、
と思います

 

が、あまりにも強すぎて、
自分自身の1人の人である前に、
“女子”として分類
されることが気持ち悪かった、

 

 

私は、女子校にこだわったわけでも、
抵抗があったわけでもなかった。

 

私の中高は帰国子女の多い学校だったから
そこを選んだだけ。

 

けれど、振り返ってみて、
男女に対する固定概念に捉われない
環境で、
女子しかいない環境だからこそ、
ジェンダーを意識せずに過ごせたなと。

 

私が1人の人間でいられたと思ってます


学校によって考え方に違いが
あるので、女子校がこうであるとも
一概には言えませんが、

私は女子校に入ったことを
ポジティブに捉えてます。


自信持って伝えられます。

けど、
男子に対してどう考えるかとかより、
男女の固定概念から逃れられた、
と振り返って思う自分がいます


女性の社会進出が世界的に
推し進めている時代で

 

こんな女性になりたい、などと
私はたくさん描いてますが、

 

まず前提として、一人ひとりが
1人の人として存在すること、


それが認められること、

固定概念を押し付けてしまうことは
なくしていきたいと、

 

偏見や先入観、
何も知らずに決めつけること、
私自身よく無意識にやってしまいます。
自分を守るために。

 

でも、それでは、いつか自分を
狭い世界に閉じ込めて、
自分自身で苦しめてしまう。

 

もう少し柔軟に捉えて、
自分の当たり前を相手に押し付けない
生き方ができたら、
一人ひとりが生きやすい社会になるのかな〜
なんてふと。

 

一人ひとりの権利を守る。

 

 

すべてを平等にしていくことが

良いのかは正直疑問がありますが、

 

一人ひとりが柔軟に捉える。

ってことは大事なんじゃないかな、

と女子だらけの環境で育ったからこそ、

そういまは感じています。